トップページ»製品情報»AVC Technology、1インチHDDモデルなど新「SIGNEO」プレーヤー新製品群を発表

AVC Technology、1インチHDDモデルなど新「SIGNEO」プレーヤー新製品群を発表

AVC Technology Japanは、デジタルオーディオプレーヤー「SIGNEO」の新モデル6製品と、対応周辺機器2製品を発表した。2005年11月より順次発売する。

発表製品は、以下の通り。

  1. 現在最も先鋭かつ影響力のある世界的インダストリアルデザイナー、マーク・ニューソン氏による革新的デザインの「SN-A800」
  2. 8GBのHDD (1インチ)を搭載したAVプレーヤー「SN-H1000」
  3. 130時間という画期的な長時間連続再生を実現した「SN-M550」
  4. データ保存の利便性に優れたSDカード専用モデル「SN-F170」
  5. かつてないハイコストパフォーマンスの「SN-F120」
  6. シンプルな薄型ボディと絶妙な曲線美を持ったスタイリッシュモデル「SN-A250」

また、シリーズ初の周辺機器として以下の2製品を発表した。

  1. USBコネクタにプレーヤーを挿すだけでデジタル接続での高音質を楽しめるドッキングステーション「SN-DS10」
  2. 高音質なワイヤレス接続で外部スピーカーからの音を楽しめるワイヤレスオーディオトランスミッター「SN-TX10」

SN-A800は、インダストリアルデザイナー マーク・ニューソン氏がデザインした6.5mm厚のオーディオプレーヤー。ブラック/イエロー/ブルーの3色のカラーバリエーションと512MB、1GBモデルを用意する。

同社ではキリンビールのチューハイキャンペーン用に、2005年8月にマーク・ニューソン氏デザインのプレーヤーを開発。1万台限定で提供していたが、今回は自社ブランドで販売する。

128×64ドットの4行表示白色有機ELディスプレイを搭載。ハーフミラー加工を施し、文字がうっすらと浮かび上がるデザインを採用。前面のボタンは機能アイコンをプリントし、電源ON/OFFや再生/停止などの操作を直感的に行なえる。

対応音声圧縮方式はMP3/WMA/OGG/WAV。
FMチューナやボイスレコード機能、ライン入力を介したダイレクトレコーディングに対応し、いずれもMP3形式での録音が可能となっている。

インターフェイスはUSB 2.0。電源はリチウムポリマ充電池で、充電時間は約2時間(標準)/1時間(急速)。連続再生時間は約11時間。

外形寸法は68×50×6.5mm(縦×横×厚み)、重量は約30g。対応OSはWindows 98 SE/Me/2000/XPと、Mac OS、Linux。2005年11月から12月に発売予定。

SN-H1000は、SIGNEOブランドで初のHDD搭載オーディオプレーヤー。1インチ8GBのHDDを搭載し、ボディカラーはブラックとシルバーを用意する。

1.8インチ26万色のTFTカラー液晶を搭載し、MPEG-4動画の再生に対応するほか、JPG/BMP形式の静止画やテキストファイルの表示も可能となっている。

対応音声圧縮方式はMP3/WMA/OGGとMP4。
FMチューナやボイスレコード、ライン録音機能も搭載し、MP3形式での録音が可能。

電源はリチウムポリマ充電池で、充電時間は約2時間。バッテリ再生時間は約12時間(オーディオ)/約6時間(ビデオ)。

外形寸法は91.5×53.8×14.8mm(縦×横×厚み)、重量は約87g。2005年12月から発売予定。

SN-M550は、新開発のリチウムポリマ充電池を搭載し、約130時間の連続再生が可能というオーディオプレーヤー。ボディカラーはホワイトとシルバー、内蔵メモリは512MBと1GBが用意される。

対応音声圧縮方式はMP3/WMA/OGG/WAV。FMチューナやボイスレコード、ダイレクトエンコード機能を搭載し、MP3形式での録音が可能。有機ELディスプレイも搭載する。

インターフェイスはUSB 2.0。外形寸法は44.9×65×21.7mm(縦×横×厚み)、重量は約68g。2005年12月から発売予定。

SN-F170は、SDカードをストレージとしたオーディオプレーヤーで、メモリは内蔵しない。ボディカラーは、シルバー/オレンジ/ブルーの3色。

対応音声圧縮方式はMP3/WMA。FMチューナやボイスレコード、ダイレクトエンコード機能を搭載し、録音形式はFMとボイスレコードがWAV、ダイレクト録音時がMP3となる。96×64ドットの有機ELを採用したディスプレイも搭載する。

インターフェイスはUSB 2.0。電源は内蔵リチウムポリマーで連続再生時間は約15時間。外形寸法は72×35×11.8mm(縦×横×厚み)、重量は未定。2005年12月から2006年1月に発売予定。



SN-F120は、エントリークラスの製品ながら、FMチューナやダイレクトエンコード機能を搭載したオーディオプレーヤー。512MBモデルと1GB、2GBモデルが用意される。

ボディカラーはホワイト、オレンジ、ブルーの3色をラインナップ。フロントパネルは有機ELディスプレイを採用し、9つの独立した機能ボタンを活かしたデザインが特徴。

対応音声圧縮方式はMP3とWMA。FM録音/ボイスレコード、ダイレクトエンコード形式はMP3。

インターフェイスはUSB 2.0。バッテリは単4乾電池で、連続再生時間は14時間。外形寸法は39.7×76×13.2mm(縦×横×厚み)、重量は44g。2005年12月から発売予定。


SN-A250は、曲線を活かしたデザインが特徴のオーディオプレーヤー。ボディカラーはシルバーのみ。内蔵メモリは512MBと1GBモデルを用意。96×64ドットの有機ELディスプレイを搭載する。

対応音声圧縮方式はMP3/WMA。FMチューナやボイスレコーダ、MP3ダイレクトエンコード機能も搭載する。

充電池は内蔵リチウムポリマーで、連続再生時間は18時間。インターフェイスはUSB 2.0。外形寸法は72×35×11.8mm(縦×横×厚み)、重量は約31g。2005年12月から2006年1月に発売予定。


DockLink SN-DS10は、プレーヤーとUSB接続可能なスピーカーシステム。

2.5W×2chのアンプを内蔵したアクティブスピーカーに加え、128MBの内蔵メモリを装備。本体メモリに内蔵したMP3/WMAファイルの再生が可能。本体に有機ELディスプレイを備えており、メモリ内の楽曲を選曲、再生できる。また、USB接続した機器からのデータコピー機能も備えている。

ステレオミニの音声入力を装備するほか、本体上面にUSB端子も装備。同社製のオーディオプレーヤーやUSBメモリなどを直結して、プレーヤー/メモリ内の楽曲再生も可能。対応形式はMP3とWMA。なお、USBメモリの再生情報はSN-DS10のディスプレイには表示できない。

また、USBミニの端子も備えており、PCのUSBスピーカーとしても利用できる。時計も内蔵しており、タイマー再生やスリープ再生にも対応。目覚まし時計代わりにも利用できる。外形寸法は162×158×92mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約470g。2005年11月発売予定。

TransAir SN-TX10は、Bluetootnトランスミッタとレシーバーから構成されるワイヤレス伝送ユニット。

オーディオプレーヤーやPCと接続し、コンポなどにBluetoothでワイヤレス音声伝送できるシステム。伝送コーデックはSBC(384~512kbps)で、通信距離は約8m。

トランスミッタには、USB端子とアナログ音声入力を装備。USB接続したパソコンの音声をBluetoothで伝送できる。電源は内蔵リチウムポリマー電池。外形寸法は29×98×20mm(縦×横×厚み)、重量は45g。対応OSはWindows Me/2000/XPとMac OS。

レシーバ部は1系統の光デジタル出力と、2系統のアナログ音声出力(RCA×1、ステレオミニ×1)を装備。電源はACアダプタ。外形寸法は121×76×26mm(幅×奥行き×厚み)、重量は約170g。

<コメント>
新しいブランドの立ち上げに際して多くのアイテムの投入により存在感を見せるのは重要。あとは、発表した製品をいかにスケジュール通りに市場に投入できるかがポイント。それがひいては製造能力の信頼にもつながる。

関連リンク:AVC Technology Japanの発表リリース

【広告】

コメント&トラックバック

トラックバックURL:http://www.emd.gr.jp/2005/10/25/43/trackback/