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アイリバー親会社のレインコム、韓国最大級のSMエンターテイメント社と提携

アイリバーの親会社である韓国Reigncomは、韓国最大のエンターテインメント企業「SMエンターテインメント」と共同で、コンテンツ配信事業の新事業会社を設立すると発表した。

新事業会社は、Reinecomの子会社で音楽配信サービス「funcake.com」を運営する事業会社「ユリオン」と、SMエンターテインメントの展開するデジタルコンテンツ事業会社「ファンダンゴ」を合併し、両社の強みを生かしたコンテンツ流通事業を手がける予定。

SMエンターテインメントでは、「BoA」や「東方新起」など韓国トップスターの音源を確保しており、合弁会社では、SMエンターテインメントのコンテンツと、アイリバーやfuncakeなどReincomが所有しているマーケティングチャンネルを積極的に活用し、エンターテインメントとハードウェアを融合した事業展開を図るとしている。

合弁会社の音源は約100万曲で、韓国内の登録会員は500万人。今後音楽サービスプロバイダーとして今後は日本、中国、香港、シンガポール、台湾などアジア市場でオンラインコンテンツサービス地域を拡大して行く計画としている。

<コメント>
韓国内のことではあるが、ハードウェアとエンターテインメントの企業が手を結んで新しいメディアを推進していくという構図はドラスティックで興味深い。そのまま日本に持ってきて成功するかは疑問だが、国内の事業者に何らかの影響を与えるくらいはできるかもしれない。

関連リンク:アイリバーの発表リリース

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