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SCEI、PSPのファームウェアアップデートで著作権保護された動画ファイルに対応

ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCEI)は、携帯型ゲーム機「プレイステーション・ポータブル(PSP)」向けの最新ファームウェア「バージョン 2.60」を公開した。無線LAN経由のネットワークアップデート機能などを利用して、ファームウェアを更新できる。

今回公開されたファームウェア「バージョン 2.60」では、新たに著作権保護機能に対応。これにより、動画配信サービスなどで提供される著作権保護が施された動画コンテンツを、PSPに装着したメモリースティック Duoに直接ダウンロードができるようになった。

また、メモリースティック Duoに保存したWindows Media Audio(WMA)形式の再生をサポート。ただし、WMA9 ProfessionalおよびWMA9 Lossless、著作権保護が施されたファイルは再生できない。なお、WMAファイルの再生設定を有効化する場合には、インターネット接続が必要になる。

加えて、ネットワーク機能にRSSチャンネルが追加され、RSS 2.0で配信されるMP3やMP4(AAC)形式の音声ファイルのストリーミング再生にも対応する。このほか、インターネットブラウザの文字エンコードに「Simplified Chinese(GB18030)」および「Traditional Chinese (Big5)」が、ロケーションフリープレイヤーでは音量調節機能が新たに追加された。

<コメント>
PSPもゲーム機の枠に留まらず、コンテンツプレーヤーとしての機能を進化させてきている。すでに対応動画配信サービスを受けることはできており、音楽配信サービスの対応も期待される。

関連リンク:PSP アップデート情報ページ

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