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Atheros、IEEE 802.11nドラフト版準拠の無線LANチップセット「AR5008」を発表

Atheros Communicationsは、IEEE 802.11nドラフト版に準拠した無線LANチップセット「AR5008」を発表した。

AR5008は、Atherosの無線LAN技術「XSPAN」に対応した無線LANチップセット。XSPANは「Signal-Sustain Technology(SST)」をサポートし、AR5008では理論値で300Mbps、実測値で150~180Mbpsの通信が可能になるとしている。

アンテナは3×3構成で、無線部は2.4GHzに対応した「AR2133」と、2.4/5GHzの両方に対応する「AR5133」を用意する。また、ベースバンドおよびMAC部はPCI対応の「AR5416」、PCI Express対応の「AR5418」の2種類。

同社では合わせて、無線LANルータやアクセスポイントなどといったリファレンスデザインも供給していくとしている。

<コメント>
Broadomに引き続き、規格が標準化されていないドラフト時点でのチップセットの発表。これで相次ぎ次世代無線LAN対応を謳った製品が世に出てくることになるだろう。

関連リンク:Atheros Communicationsの発表リリース

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