アップル、iPod nanoに1GBモデルを追加

アップルコンピュータは、オーディオプレーヤー「iPod nano」の1GBモデルの発売を開始したと発表した。

メモリ容量以外のスペックは2005年9月より発売されているiPod nano 2GB/4GBモデルと共通。

対応音声圧縮形式は、AAC、MP3、WAV、Audible、Apple Lossless、AIFF。

LEDバックライト付き解像度176×132ドットの1.5インチカラー液晶を搭載。操作系はClick Wheelを搭載。

iTunesを使用して、写真を変換/転送、iPod nano上で閲覧できる。ドックコネクタを装備し、ヘッドフォンジャックも、ドックコネクタと同じ底面に備えている。

バッテリは内蔵リチウムイオンで、再生時間は14時間、スライドショー再生時間は4時間。

外形寸法は40×90×6.9mm（幅×縦×厚み）、重量は約42g。

カラーバリエーションはブラックとホワイトの2色。価格はオープン。

＜コメント＞
ユーザーが求めている価格帯と性能（この場合はメモリ容量）のバランスをよく見極めて製品化している、そのマーケティングこそアップルの持ち味だっただけに、iPodシリーズで低価格モデルの追加は意外な印象。同日、iPod ShuffleのAppleStore価格も変更しており、それだけ（性能よりも）価格に敏感なユーザー層が増えていると見ることができ、マーケティング上の想定ユーザーを修正していく必要があるだろう。

関連リンク：アップルコンピュータの発表リリース