レコード協会、2005年の音楽配信サービス売り上げ実績を発表

日本レコード協会は2005年第4四半期（2005年10月1日～12月31日）および2005年年間の有料音楽配信サービスの売上げ実績を発表した。

2005年第4四半期は、前期に引き続き、パソコン経由の楽曲ダウンロード、および着メロや着うたといった携帯電話向けの音楽ダウンロードサービス共好調で、パソコン経由の楽曲ダウンロードが、数量で前期比211%の496万回、金額で前期比199%の8億7,045万円と大幅に伸長し、着メロや着うたといった携帯電話向けの音楽ダウンロードサービスも数量で前期比107%の7,740万回、金額で前期比105%の95億6,924万円となった。

この結果、2005年1-12月の累計では、パソコン経由が数量で946万回、金額で18億5,062万円、携帯電話向けが数量で2億5,838万回、金額で323億4,000万円となり、その結果合計が数量で2億6,790万回、金額で342億8,301万円となった。

なお、ダウンロード数の96.4％、売上の94.3％が携帯電話向けの音楽配信サービスで占められている。

＜コメント＞
まだ圧倒的に携帯電話向けの配信サービスの方がシェアは大きいものの、伸び率はパソコン経由が上回っている。携帯電話の中でも着メロと着うたフルといった本来の音楽配信サービスと呼べるものの内訳が知りたいところ。

関連リンク：日本レコード協会の発表リリース