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アッカ・ネットワークス、モバイルWiMAXの実証実験を実施

アッカ・ネットワークスは、情報通信機構(NICT)と共同で、2006年6月よりIEEE802.16e、通称「モバイルWiMAX」の実証実験を行なう予定であると発表した。

同社のでは、WiMAXの実証実験の実施に必要な準備を進めた後、2006年6月にも独立行政法人情報通信研究機構(NICT)と共同でモバイルWiMAXの実証実験を行なう予定。実験場所は横須賀リサーチパークを予定する。

2006年8月までには屋外での基本特性の実証実験を終了し、その後はアプリケーションの開発を行なう予定という。モバイルWiMAXは現在、総務省が検討している2.5GHz帯の周波数割当ての候補となっている。

今回の実験は、固定と無線通信の融合(FMC)を想定してのもの。同社はモバイルWiMAXを利用して、一般市場向けにはFMCによるVoIPサービスやコンテンツ配信環境の構築を目指すほか、法人市場向けにはネットワークソリューション新型WANへの無線アクセス回線の提供を検討していくとしている。

<コメント>
モバイルWiMAXをインフラとする事業者の動きが活発化してきている。インテルがノートパソコンのモジュールを標準化しようとしている動きを受けてのものと見ることができる。ただし、国内では総務省の電波行政により、事業化がいつになるのかは見通しが立っていない。

関連リンク:アッカ・ネットワークスの発表リリース

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