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ソニー、40GB HDD搭載「ネットジューク」新モデルを発表

ソニーは、40GB HDDや4.3型液晶ディスプレイなどを搭載したミニコンポ「ネットジューク」の新モデルとして、「NAS-D5HD」を2006年3月21日に発売すると発表した。

HDDへの録音に対応する音声圧縮方式はリニアPCMとATRAC3、MP3。対応ビットレートはATRAC3が48/64/66/105/132/256kbps、MP3が96/128/160/192/256kbps。

音楽CDからHDDへ最大8倍速でのダビングが可能。HDD内にはCDDBの楽曲情報が約35万アルバム分収録されており、自動的に曲名などのタグ情報を付加できるほか、新譜についてもネットワーク経由で楽曲情報を取得できる。

さらに、家庭内のネットワークやUSBストレージ内のMP3ファイルをHDDに取り込む機能も搭載。また、DLNAクライアント機能「ネットワークメディア」も装備し、ホームネットワーク内のPCなど、DLNAサーバーに蓄積した音楽ファイルを、ネットワーク経由でストリーミング再生できる。

本体前面に4.3型のカラー液晶ディスプレイを装備。HDD内の楽曲検索や再生/停止、対応オーディオプレーヤーへの転送などの操作をディスプレイで確認できる。

さらに、Ethernet端子を装備し、ネット経由の音楽配信サービス「エニーミュージック」に対応。本体の液晶で、楽曲の購入やFM番組のオンエア情報の確認、オンラインCDショップでのCD購入が行なえる。

USB端子を本体前面に装備。接続した「ウォークマンA」、「ウォークマンE」などの対応機器に最大約50倍速で楽曲を転送できる。楽曲転送が可能。ウォークマンの充電も行なえる。

FM/AMラジオも内蔵し、HDDへの録音も可能。アンプ部の出力は20W×2ch(4Ω)。32bitオーディオDSPや、24bitオーディオDACの搭載などで音質の向上を図った。また、電源部もオーディオ用の安定化電源を採用している。

入出力端子はEthernet×1、USB×1、コンポジット映像出力×1、アナログ音声入力×1、アナログ音声出力×1、ヘッドフォン出力×1を装備する。消費電力は52W(待機時0.3W以下)。

外形寸法は155×278.3×246mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約4.6kg。

スピーカーは2ウェイのバスレフ式で、10cm径のウーファと2cm径のバランスドームツィータで構成する。外形寸法は140×246×190mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約2.3kg。

価格はオープン。

<コメント>
2005年末に発売したモデルからMD部とメモリスロットを省いたモデル。普及のための廉価版と捉えることができる。HDDを中心に保存を考えるユーザーには問題ないだろうが、やはりHDD容量は物足りなく感じられる。

関連リンク:ソニーの発表リリース

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