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AVC Tech、有機ELディスプレイ搭載のポータブルプレーヤー発表

AVC Technologyは、デジタルオーディオプレーヤー「SIGNEO」の新モデルとして、アクセサリー感覚で利用できるというシャープなデザインの「SN-A250」を2006年3月25日に発売すると発表した。

搭載フラッシュメモリ容量は、1GB、512MB、256MBの3種類。

対応音声圧縮方式はMP3(16~320kbps)、WMA(32~192kbps)、WAV。WMAのDRMもサポートする。音質面ではPOP/ROCK/R&Bなど、9種類のプリセットイコライザと、ユーザー設定の登録が可能。

ディスプレイに有機ELを採用し、鏡面仕上げのフロントパネルとディスプレイは境目を感じさせない加工になっており、文字が浮かびあがるような表示が特徴となっている。ID3タグの日本語表示も可能。

FMチューナとマイクも備えており、WAV形式でラジオ録音とボイスレコーディングが行なえる。 さらに、ライン入力も用意しており、MP3形式(112/128kbps)での録音をサポート。無音部分でトラックを分割するオートシンク機能も利用できる。

パソコンとのインターフェイスはUSB 2.0。マスストレージクラスに対応。専用ソフトを使わずに楽曲の転送が可能。対応OSはWindows 98 SE/Me/2000/XP、Mac OS X 10.2.8以降。

電源は内蔵のリチウムポリマー充電池。連続再生時間は約18時間。付属のACアダプタ、もしくはUSB経由で充電可能。

外形寸法は約68.5×32×12.6mm(縦×横×厚さ)。充電池を含む重量は約31g。ネックレス型イヤフォンやUSBケーブルなどを付属する。

価格はオープン。

<コメント>
2005年10月のブランド発表時にアナウンスされていたモデル。発売延期の末にようやく登場。デザイン重視のため発売延期が機能面に影響することはないだろうが、当初目論んだモデル数を投入できなかったことは、メーカーとしての限界を知らしめ、信用への影響は免れないだろう。

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