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KDDIと東京電力、FTTH事業に関する合意書を締結

KDDIと東京電力は、KDDIに東京電力の光ネットワーク・カンパニーに係る事業を統合する方向で検討することとし、合意書を締結したと発表した。

今回の合意は、2005年10月13日のKDDIと東京電力との通信事業における包括的な提携に基づき検討を重ねてきたもので、具体的な合意内容は、「2007年1月1日を目途に、KDDIに東京電力の光ネットワーク・カンパニーに係る事業を統合することを前提に、今後、光ネットワーク・カンパニーの事業価値算定等を含めた検討を行い、2006年9月末までに結論を得る」というもの。

なお、両社は、包括的な提携に基づき、2006年1月のKDDIとパワードコムとの合併に加え、FTTH事業においても、2005年11月から提供している統合サービスを2006年6月目途に本格的に展開する予定としている。

<コメント>
電柱と電線というインフラを持っている東京電力には、光ファイバ敷設の面でFTTH事業は有利と思われていたが、やはり通信事業は畑違いだったことを気付かされた格好。今後はKDDI主導で事業は進められていくものと推察される。

関連リンク:KDDIの発表リリース

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