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オンキヨー、Viiv対応のHD映像/音声対応PCを発表

オンキヨーは、高度なサウンドテクノロジーを投入したオーディオメーカー初のインテルViivテクノロジー対応PCとして、HD(high definition)メディア・コンピューター「HDC-7」を2006年5月25日より発売すると発表した。

HDC-7は、AV・PCを融合するインテルのデジタルホーム技術「インテル Viiv テクノロジー」を搭載し、7.1chやCDによる従来のピュアオーディオ再生を凌ぐ24bit/96kHzサウンドに対応する。

OSはWindows XP Media Center Edition 2005(MCE 2005)を採用。主な操作は付属のリモコンを使用し、MCE 2005純正の10フィートUIで操作する。

DVDオーディオの再生もサポートしており、7.1chのアナログマルチチャンネル出力も可能。パルス性ノイズを除去して高音質化を図る独自の「VLSC」(2ch)も搭載している。SN比は110dB(IHF-A/2ch)、100dB(IHF-A/7.1ch)。

さらに、DolbyがHDAに合わせてPC向けに提供しているロゴプログラム「ドルビーマスタースタジオ」にも対応。2ch音源を5.1ch信号に変換し、ドルビーデジタル信号として光/同軸出力することもできる。

また、AV機器と接続してクオリティの高い再生を実現するため、アルミフロントパネルやAVセンター・オーディオ機器で培った共振に強いシャーシ構造を採用。空冷ファン・マルチドライブ・内蔵HDDの駆動による振動を抑え、映像や音声信号へのノイズ干渉を防いでいる。

価格はオープン。

<コメント>
据え置き型の音楽配信サービス対応機器にはネットジュークもあるが、HDD容量の少なさはこれまでも指摘してきた。このHDC-7は、それに対するひとつの回答と言えるだろう。オーディオ機能で劣ると言われるパソコンも、オーディオ専用として組み上げられていれば、それで十分だからだ。問題は陳腐化の激しいパソコンとして捉えられたとき、そのアドバンテージをどのようにアピールし、認められるかという点だ。そこには価格の問題も含まれる。

関連リンク:オンキヨーの発表リリース

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