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ウィルコム、「次世代PHSシステム」向け無線局免許の取得を申請
ウィルコムは、次世代PHSシステムの開発・導入に向けた活動の一環として、無線局免許の取得申請を行ったと発表した。
無線局免許取得の申請は、次世代PHSシステムの実証試験として、広帯域移動無線アクセスシステム(ブロードバンドワイヤレスアクセスシステム)で使用することが想定されている2.5GHz帯での申請。
2006年8月を目処に無線局免許の取得後、2.5GHz帯でのOFDMシステムの伝送実験等を中心に、次世代PHSシステムの開発・導入に向けた実験・評価活動を実施し、伝送速度20Mbpsの実現を計画している。
<コメント>
3G携帯で数Mbpsのデータ通信が登場し、PHSとしては通信速度の面では見劣りしている面もあった。これを一気に挽回する次世代システムには期待されるが、そこでもすでにWiMAXなどの競合規格が登場しており、実現時にもアドバンテージは保てないかもしれない。
関連リンク:ウィルコムの発表リリース
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