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米Apple、Nikeと提携し、「Nike+iPod Sport Kit」を発表
米Appleは、Nikeと提携し、Nikeのランニングシューズなどフットウェア製品をiPod nanoとワイヤレスで連携可能とする「Nike+iPod Sport Kit」を60日以内に発売すると発表した。
Nike+iPod Sport Kitは、シューズの内部に取り付けるセンサーと、iPodに取り付けるレシーバーから構成される。価格は29ドル。
対応するシューズをNike+iPod Sport Kitを使って、iPod nanoに接続すると、ランニングやエクササイズなどの記録をiPod nanoに保存できる。保存できるデータは、時間や距離、消費カロリー、ペースなどの情報で、ディスプレイ上で確認できる。また、ヘッドフォンからリアルタイムで音声によるフィードバックを聞くこともできる。
Nikeでは、Nike+iPod Sport Kitと連携可能なシューズ「Nike+Air Zoom Moire」を発表。同社ではiPod連携機能を備えたシューズを「Nike+」と名付け、積極的に展開していく。
さらに、iTunes Music Storeに、新たにNike Sport Musicセクションを追加。nikeplus.comでも関連情報やパーソナルサービスの提供を行なう。Nikeでは「Nike+iPod」向けのジャケット、トップス、ショーツ、iPod nanoアームバンドなどを用意し、それぞれにiPod nano用の防水ポケットを備える。
<コメント>
日本ではなじみが薄いが、ポータブルオーディオプレーヤーが出た当初からアメリカではフィットネスやジョギング中での利用が多いとされていた。そのため、RioブランドでもNikeとのコラボレーションモデルは存在していた。それに比較すれば、より統合された印象を受けるオプションとなっている。また、iPodは情報端末としての機能を進化させていっているようにも感じられる。
関連リンク:アップルの発表リリース
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