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東芝、ワンセグ対応のHDDプレーヤー「gigabeat V30T」を発表
東芝は、HDDオーディオプレーヤー「gigabeat」シリーズの新モデルとして、ワンセグ放送に対応した「gigabeat V30T(MEV30T)」を2006年6月下旬より発売すると発表した。
内蔵HDD容量は30GB。
対応音声圧縮方式は、WMA、MP3、WAV、WMA 9 Lossless。MP3/WMAの対応ビットレートは4~320kbpsで、WM DRM10をサポートし、今後スタート予定の映像/音楽の定額制配信サービスなどにも対応予定。音質改善技術「H2Cテクノロジー」も搭載する。アコースティック/クラシック/エレクトロニック/ヒップホップなど8種類のイコライザ機能も備えている。
3.5型/320×240ドット、400cd/m2の高輝度TFTカラー液晶を搭載、携帯端末向け地上デジタル放送「ワンセグ」に対応する。ワンセグ放送の録画にも対応、100番組までの録画と、24時間先までの録画予約が可能。録画予約は1件のみで、1番組の最大録画時間は4時間まで。
対応動画ファイル形式はWindows Media Video(320×240ドット/ビットレート800kbps)。JPEG静止画の転送/表示も可能で、最大解像度は9,000×6,000ドット。
パソコンとのインターフェイスはUSB2.0。ファイルの転送には、Windows Media Player 10を利用。対応OSはWindows XP/MCE 2005。gigabeat V30TのOSにはMicrosoftのWindows Mobile software for Portable Media Centerを採用している。
ヘッドフォン出力端子はビデオ出力兼用で、ファイル再生に加え、ワンセグ放送のビデオ出力にも対応。またモノラルスピーカーも内蔵している。
電源は内蔵リチウムイオン充電池で、ワンセグ視聴時に約7時間、ビデオ再生時で約9時間、音楽再生時で約25時間の再生が可能。
外形寸法は124.0×18.5~22.5×75.0mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約230g。
ボディカラーはインディアインクブラック。価格はオープン。
<コメント>
筐体の大きなHDD搭載プレーヤーが大画面を搭載し、動画再生をサポートし始めた流れの延長線上にあるワンセグ搭載。これは具体的な利用シーンが想定でき、また日本独自の放送規格のため海外メーカーへの有効な対抗策となり得るだろう。
関連リンク:東芝の発表リリース
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