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au、楽曲管理用PCソフト「au Music Port」アップデート

auは、総合音楽サービス「au LISTEN MOBILE SERVICE」(LISMO/リスモ)用のPC向けソフト「au Music Port」アップデートプログラムの配布を開始したと発表した。

最新バージョン「2.1」では、楽曲配信サイト「LISMO Music Store」で購入した楽曲や、携帯電話から転送したコンテンツをPC内にバックアップできる機能を追加。なお、バックアップは1日1回のみで、同一バックアップデータのリストアは1回のみに限定される。

PERSONAL DATAアドレス帳では、従来、アドレス帳1件につき3件ずつだった電話番号、Eメールアドレスを、5件ずつ登録出来るようになった。

また、楽曲再生・停止や画面の切り替えなどの操作がキーボード上で行なえるショートカット機能を追加。

さらに、同ソフトに搭載されている、GracenoteのCDDB Active Xコントロールに脆弱性の修正も含まれる。この脆弱性は、2006年6月27日にグレースノートが発表したCDDB Active Xコントロールのセキュリティ上の脆弱性であり、悪意のある第三者が、悪意のあるコードをユーザーのパソコン上で実行することが可能になる場合がある。

アップデータは「au Music Port」を起動し、ヘルプメニューから更新確認画面を呼び出すと、インターネット経由でダウンロードし、更新可能となる。

<コメント>
Gracenoteの脆弱性は他のソフトウェアにも影響を及ぼす大きなものだが、修正は迅速に行われた模様。ただ、それ以外の機能の追加もバックアップなど大きなものが多く、Gracenoteの脆弱性公表とは偶然にしてはタイミングが合い過ぎているようにも見られる。

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