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デノン、11b/g搭載でDLNAガイドラインに準拠した2.1chホームシアターを発表

デノンは、IEEE 802.11b/gに準拠した無線LAN機能を搭載するホームシアターシステム「S-302」を2007年8月下旬より発売すると発表した。

S-302は、メインユニットとスピーカー×2、サブウーファーで構成する2.1chホームシアターシステム。メインユニットは、IEEE 802.11b/gに準拠した無線LAN機能のほか10BASE-T/100BASE-TX×1ポートを装備する。

DLNAガイドラインに準拠しており、ネットワーク経由でパソコンに保存したWMA/AAC(DRM非対応)/MP3/WAVE/FLACファイルの再生のほか、JPEGファイルのスライドショー表示も可能。また、インターネットラジオの聴取もできる。無線LANのセキュリティ機能では、WEP、WPA-PSK、WPA2-PSKをサポートする。

USBポートも装備し、USBメモリなどに保存されたファイルの再生も対応する。また、別売の専用ケーブルを利用してiPodを接続し保存ファイルを再生できる。

音響面では、高精度DSPやD/Aコンバータ、高音質回路「AL24 Processing」、ドルビーバーチャルスピーカーを搭載。AM/FMチューナーも内蔵する。

映像面では、12bit/216MHzビデオDACやHDMI端子を搭載し1080pへのアップコンバートができる。DVDドライブにはオリジナルのDVDドライブメカニズムを採用する。

インターフェイスは、HDMI出力、コンポーネント出力、コンポーネント入力、コンポジット出力、コンポジット入力×2、Sビデオ出力、Sビデオ入力×2、光デジタル音声出力、光デジタル音声入力、同軸入力、アナログ音声入力×3ヘッドホン出力を装備。前面にはポータブルプレーヤーの入力端子も装備する。ほかに、10BASE-T/100BASE-TX、USB、iPod接続、DOCKコントロール端子、無線LANアンテナ端子を装備する。本体サイズは380×301×97mm(幅×奥行×高)で、重量は4.3kg。

スピーカーは、8cmウーファー×2と、2cmツイーター×1を装備する2ウェイ3スピーカー形式の密閉型ブックシェルフスピーカーを用意。サブウーファーは、メインアンプと16cmウーファーを装備する。本体サイズと重量は、スピーカーが131×76×335mm(幅×奥行×高)で2kg、サブウーファーが212×406×378mm(幅×奥行×高)で11.2kg。

標準価格は247,800円。

なお、デノンはS-302からネットワーク機能やUSBポートなどの機能を省略したモデル「S-102」も9月中旬に発売する。標準価格は124,950円。

<コメント>
先日マランツのカスタムインストール向けの製品が発表されたが、同じD&Mグループとして一般ユーザー向けの製品はデノンとブランドを使い分けているのだろう。コンセプトは同じく、ホームシアターシステムにはネットワーク連携機能を指向していくと見られる。

関連リンク:デノンの発表リリース

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