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ソニー、動画再生やノイズキャンセルに対応する「ウォークマンS」を発表

ソニーは、1.8型カラー液晶でビデオ再生に対応し、原音を忠実に再現する「クリアオーディオテクノロジー」を搭載した“ウォークマン NW-S710F/S610Fシリーズ”を2007年10月20日より発売すると発表した。

内蔵フラッシュメモリ容量は、ノイズキャンセリング機能を備えたNW-S710Fシリーズが8GB、4GB、2GBの3モデル、NW-S610Fシリーズが4GB、2GBの2モデル。

対応音声圧縮方式は、MP3/WMA/AAC/HE-AAC/ATRAC/ATRAC Advanced Lossless/リニアPCM。ただし、著作権保護されたWMAとAACファイルは再生できない。

音質面では、同社独自の高音域補完技術「DSEE(Digital Sound Enhancement Engine)」やヘッドフォン出力時の音の混在を抑制する「クリアステレオ」、音の歪みを抑制する「クリアベース」、5バンドイコライザやバーチャルフォンテクノロジー(VPT)などをサポートしている。

1.8型のTFTカラー液晶ディスプレイを搭載し、MPEG-4 AVC(H.264)およびMPEG-4形式の動画再生に対応した。動画ファイルの転送には、付属のソフトウェア「Media Manager for WALKMAN」を使用する。また、JPEG形式の画像再生が可能で、表示可能なサイズは4,000×4,000ピクセルまで。

操作面では、16枚のアルバムジャケット画像を同時表示して検索できる検索機能のほか、50音順表示、カナや英数字によるイニシャルサーチに対応。このほか、ポータブルオーディオプレーヤーからウォークマンSシリーズに直接録音できる「ダイレクトエンコーディング」機能、同社のネットジュークから1ボタンで楽曲転送できる機能などを備える。なお、ダイレクトエンコーディング機能で録音した楽曲は、SonicStage CPを通じてパソコンに取り込むことが可能。

パソコンとのインターフェイスは、WM-PORTを介したUSB 2.0で接続。充電はUSB経由で、1.5時間で80%充電、約3時間でフル充電が可能。連続再生時間は、音声がMP3の場合で約33時間、ATRACが約30時間、動画が約9.5時間。

外形寸法は、NW-S710Fシリーズは約42.0×11.5×79.5mm(幅×奥行×高、最大奥行13.0mm)、約52g。NW-S610Fシリーズは約42×11.5×79.5mm、約50g。

大口経13.5mmのドライバユニットを採用した密閉型ヘッドフォン、ヘッドフォン延長コード、ISBケーブル、ソフトウェア収録のCD-ROM、イヤーピース、取扱説明書などが付属する。対応OSは、Windows Visata/XP。

カラーバリエーションはNW-S710Fがホワイトピンク/ブルー/レッド/ブラックの5色、NW-S610Fがシルバー/ブルー/ピンクの3色。

<コメント>
奇をてらった”Rolly”の発表の次はノーマルなウォークマン新モデルの発表。WMAのDRMにも対応せず、動画用途に振った印象を受ける。

関連リンク:ソニーの発表リリース

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