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DNP、ニンテンドーDS向けコンテンツ配信を発表

大日本印刷(DNP)は、am3に資本参加し、ニンテンドーDS向け出版・映像コンテンツのコンテンツ配信事業を2008年3月より開始すると発表した。

これは、am3が任天堂から許諾を得て開発を進めている、インターネット経由で多様なコンテンツのダウンロード販売を行う事業『DSvision(ディーエスビジョン)』にDNPが本格的に参入するもの。

DSvisionは、インターネット経由で、ニンテンドーDS及びニンテンドーDS Liteの端末に、コミック・書籍・情報誌等の出版物およびアニメ・映画・ドラマなどの映像などのコンテンツをダウンロードできるサービス。

サービスの利用には、専用microSD、ニンテンドーDSと専用microSDを接続するためのニンテンドーDS専用カードと同サイズの専用アダプター(任天堂公認)、専用microSDをパソコンに接続するためのUSBリーダーライターが必要になる。

利用者は、コンテンツ販売サイトから専用microSDへコンテンツをダウンロードし、専用microSDを挿入した専用アダプターをニンテンドーDSにセットすることでコンテンツを閲覧・利用することができる。

専用microSDは、著作権保護機能が備わっており、コンテンツホルダーは、安心してコンテンツが提供できるとしている。

DNPおよびam3は、出版社などのコンテンツホルダーからコンテンツの販売を受託するとともに、コンテンツ制作を行い、専用アダプター、専用microSD、 専用microSDをパソコンに接続するためのUSBリーダーライターの製造・販売を行う。

また、am3は、コンテンツ販売サイトを新設し、コンテンツ販売・配信を行う。

この事業を開始するに当たり、DNPは、am3の第三者割当増資を2007年9月末に引受けるとともに、既存株主からの株式譲渡を受け、am3株式の56.3%を取得して筆頭株主となっている。

<コメント>
am3は、当初音楽も配信ビジネスのコンテンツのひとつとしていたが、メモリーカードの大容量化、そしてニンテンドーDSの画面を利用する上では、映像コンテンツの方が適していると判断したと考えられる。

関連リンク:大日本印刷の発表リリース

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