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セイコーエプソン、USB2.0 High SpeedコントローラLSIを発表

セイコーエプソンは、USB2.0 High Speedに対応したUSBコントローラLSI「S1R72V」シリーズの新製品「S1R72V18」を開発、サンプル出荷を開始したと発表した。

新製品「S1R72V18」は、「S1R72V」シリーズの低消費電力を継承しつつ、ポータブルメディアプレーヤーとの接続で使用されるアイソクロナス転送にも対応した。

また、USB2.0 High Speedに対応したデバイス機能とホスト機能の共有ポート、ホスト機能専用ポートを各1つずつ、計2ポートを搭載し、「S1R72V」シリーズでは初めてとなる2つのUSBポートを同時に動作させることを可能としている。

特にUSBの多ポート化が進んでいる カーナビゲーションをターゲットとしており、保証動作温度範囲を-40℃~105℃に対応した上、車載品質の業界 標準規格であるAEC-Q100にも対応する予定としている。

<コメント>
USBは規格としてデータ通信速度は決められているが、実効速度はコントローラLSIに依るところが大きい。プレーヤーメーカーとしては、消費電力なども含めて適したコントローラを選択し採用していく必要がある。

関連リンク:セイコーエプソンの発表リリース

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