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総務省、アイピーモバイルの2GHz帯免許を取り消し

総務省は、アイピーモバイルが2007年10月30日に返上を申し出た2GHz帯を使用する特定基地局の開設計画認定について、諮問先の電波監理審議会から取り消すことが適当であるとの答申を受けたと発表した。

アイピーモバイルは、2005年11月10日に2GHz帯を使用する特定基地局の開設計画に関する認定を受けていたが、事業に必要な資金を計画どおりに調達することができない等、事業開始の見通しが立たないことを理由に、総務省に対して認定を返上したい旨を申し出ていた。

総務省では、電波監理審議会からの答申を踏まえ、速やかに認定を取り消す予定。

<コメント>
アイピーモバイルが破綻した以上、免許の取り消しは当然であり、逆にこうした手続きに時間がかかっているとの印象はぬぐえない。また、この空きとなった周波数帯の有効利用をどのように考えているのか、2.5GHz帯の次世代通信サービスとの調整はあり得るのか、が注目されるところ。

関連リンク:総務省の発表リリース

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