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Chipideaが携帯機器アプリケーション向けに、業界初のClass Dオーディオ・ドライバIPを発表

ミップス・テクノロジーズのアナログ事業部Chipideaは、65nmまでの半導体プロセスで製造されたシステム・オン・チップ(SOC)に特化して開発された業界初のClass Dオーディオ・ドライバIPを発表した。

Chipideaのアナログ/ミックスド・シグナルClass Dオーディオ・ドライバIPは、MP3プレイヤやオーディオ機能搭載のスマートフォン、携帯GPSシステムをはじめとする携帯オーディオ機器市場に向けた製品。

統合された2チャンネル・ステレオ・オーディオ・ドライバは、THDが0.1パーセント未満で負荷が1W 4Ω以上、THDが0.02パーセント未満で負荷が125mW 16Ωを実現。
ブランク時間のデジタル調整、インダクタ・フリー、チャネルあたり3.5mAという零入力電流を実現し、85パーセント以上のパワー効率の向上を実現する。

<コメント>
これまでTVやステレオに使われているClass Dアンプはエネルギー効率が良いというメリットがある一方で小型化が難しかった。携帯プレーヤーはバッテリー駆動であるだけに、エネルギー効率の高さは、動作時間の延長が期待される。

関連リンク:ミップス・テクノロジーズの発表リリース

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