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マイクロソフトと日本ビクター、特許クロスライセンスに合意

マイクロソフトは、日本ビクターと両社の現行および将来製品の開発を促進するため、特許クロスライセンス契約を締結したことを発表した。

本契約は、それぞれの企業が製造ならびに販売している広範な消費者向けの製品を対象にしたもの。具体的な契約の内容は開示されていないが、本契約のもとで日本ビクターがマイクロソフトに対して経済的な補償を行ったことが双方の当事者から明らかにされている。

なお、この契約の目的は、両社の関係をさらに拡大し、重要な技術情報の交換や、各社の特許の自社製品への組み込みなどを促進することにあるとしている。

<コメント>
現在、パソコン事業を展開していない日本ビクターがマイクロソフトに関わるとすれば、オーディオ(WMA)もしくはビデオ(WMV)および著作権管理(WM DRM)に関することと予想される。日本ビクターからマイクロソフトへの補償となっていることから、日本ビクター製品にマイクロソフトの特許に触れる部分があったものと推察される。

関連リンク:マイクロソフトの発表リリース

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