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京セラ、三洋電機の携帯電話事業を承継

京セラは、三洋電機の携帯電話事業等の譲受けに関し、2008年1月21日開催の取締役会において、会社分割により2008年4月1日をもって同事業を承継する旨の決定を行い、最終契約を締結したと発表した。

今回の最終契約により、三洋電機の携帯電話事業、PHS端末事業、PHS基地局事業、WiMAX基地局を中心とした無線通信システム事業は、会社分割により京セラに吸収される。

対価は、両者で合意した事業総価値500 億円からその前提となった想定事業用手元現預金を差引いて得られた金額である約400 億円を基礎とし、分割期日時点における承継有利子負債、承継現預金の残高及び両者で別途合意した調整項目を加除して得られる金額。

京セラでは、数多くの競合他社が存在する同業界において、競争を勝ち抜いていくために、三洋電機が有する国内及び北米での強固な顧客基盤を取り込み、規模の拡大を図ると共に、同社がこれまで培ってきた優れた開発力、設計技術等を京セラの経営資源と融合させることにより、お客様のニーズにお応えし、より一層ご満足いただける魅力ある商品開発が可能となるとしている。

<コメント>
昨秋から話に上っていた三洋電機のリストラが正式に決定。PHSにコミットしている印象のある京セラが三洋電機の携帯電話事業をどのように取り扱っていくのか、興味深い。

関連リンク:京セラの発表リリース(PDF)

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