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ケンウッド、デジタルオーディオレコーダー“Media Keg”「MGR-A7」を発表

ケンウッドは、様々な録音シーンに対応し、高音質録音/再生を実現するデジタルオーディオレコーダー“Media Keg”「MGR-A7-B」「MGR-A7-R」を2008年2月上旬より発売すると発表した。

内蔵フラッシュメモリ容量は2GB。SDHC対応のSDメモリーカードスロットを搭載し、メモリの追加も可能。

対応音声圧縮方式は、MP3(32~320kbps)、WMA(32~320kbps CBR/32~355kbps VBR)、WAV、WM DRM9もサポートしている。

アンプ部には、音声信号の伝送ロスや外来のノイズの影響を抑え、高精度な信号変換と増幅を可能とするデジタルアンプを搭載しました。A/D、D/Aコンバーターには歪特性に優れたWolfson社製「WM8985」を採用し、Lch/Rchに左右独立で配置している。

また、デジタルアンプ部の電源にはケンウッド独自のクリアデジタル電源を採用することで、電源供給能力の向上と安定を図り、低歪率化を実現した。

なお、圧縮音楽再生時に、欠落した高音域のスペクトラムを独自のアルゴリズムにより推定、補間し、さらに「聴覚パラメーター」という人間の聴覚特性を考慮に入れたデータ補間を行うケンウッドオリジナル技術「Supreme」も搭載する。

周波数特性と感度に優れた、エレクトレット・コンデンサー型の高性能3マイクを搭載。録音フォーマットはWMA形式に加え、オーディオCDクオリティの44.1kHz/48 kHz、16bitリニアPCM録音に対応した。

マイクの入力レベルを自動調整する「オート・ゲイン・コントロール」機能や、録音するレベルを自動調整する「オート・レベル・セッティング」機能、マニュアルで録音レベルが設定できる「マニュアル・レベル・セッティング」機能を搭載する。

また、録音した年月日や時刻が自動でファイル名として記録できる「タイムスタンプ」機能や、再生の速度を5段階に変えられる「再生速度コントロール」機能なども搭載する。

マイク入力端子、ライン入出力端子も装備。マイクはプラグインパワーに対応する。6行表示の1.5インチモノクロ液晶ディスプレイを採用。

パソコンとのインターフェイスはUSB2.0。USBストレージクラスにも対応。対応OSはWindows XP/Vista。

電源は内蔵リチウムイオン充電池。連続使用時間はWAV(44.1kHz)/WMA(128kbps)録音で12.5時間。再生はMP3(128kbps)、WMA(128kbps)、WAV(44.1kHz)で約19時間。充電は付属のACアダプタ、もしくはUSBから充電時間はACが3時間、USBが3.5時間。

外形寸法は約52.7×100×18mm(幅×高さ×奥行き)、約95g。

カラーバリエーションはブラックとレッドの2色。価格はオープン。

<コメント>
プレーヤーにどのような特徴を持たせるかは各社が頭を悩ませているところ。ローランドのR-09など一部で人気のPCMレコーダを持ってくるところは、高音質プレーヤーを謳うケンウッドらしいと言える。ただ、それにはPCMレコーダとしてのこだわりが若干薄い印象も受ける。

関連リンク:ケンウッドの発表リリース

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