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東芝、無線LAN機能を搭載した「gigabeat Tシリーズ」のラインアップを追加

東芝は、ポータブルメディアプレーヤー「gigabeat(ギガビート)Tシリーズ」に、公衆無線LANサービスに対応し、動画配信サービス「GyaO(ギャオ) for gigabeat」や「ポッドキャスト」コンテンツを屋外でも簡単に楽しめる「gigabeat T802」を追加、2008年2月15日から発売すると発表した。

内蔵フラッシュメモリ容量は8GB。

対応音声圧縮方式はWMA(WMA 9 Losslessを含む)、MP3、WAV。Windows Media DRM10にも対応する。

8種類のイコライザーを搭載するほか、九州工業大学と共同開発した音質改善技術「新H2Cテクノロジー」を採用、WMAや MP3などのデータ圧縮時にカットされていた高音域(約16kHz以上)を独自のアルゴリズムにより補完し、より自然でクリアな音質を楽しむことができる。

最大26万色の表示が可能な2.4インチのQVGA(320×240ドット)液晶ディスプレーを搭載、WMVの動画データ、JPEG形式の静止画データの再生も可能。文字を大きくした画面に切り換えられる「でか文字モード」も搭載する。

無線LAN(IEEE 802.11b/g)機能を搭載し、PCを経由せず、ソフトバンクテレコムの「BBモバイルポイント」、NTTコミュニケーションズの「ホットスポット」、NTTドコモの「Mzone」、「mopera U」の「U「公衆無線LAN」コース」、FREESPOT協議会の「FREESPOT」の無線LANアクセスポイントへ直接接続できる。初心者でも簡単に無線LANの設定が行える「AOSS」機能も搭載する。

公衆無線LANサービスに接続したgigabeatからは、ポッドキャストなどのほか、USENが運営する完全無料ブロードバンド放送「GyaO」のgigabeat版「GyaO for gigabeat」を楽しむことができる。

OSには、Microsoftの「Windows Mobile software for Portable Media Center」を搭載。パソコンとのインターフェイスはUSB2.0。

電源は内蔵リチウムイオン充電池。連続再生時間は音楽が約16時間、映像が約5時間。充電はUSB経由。

外形寸法は85.6×54×9.9mm(縦×横×厚み)、バッテリを含む重量は約58g。

本体カラーはブラック。価格はオープン。

なお、既存モデルの「gigabeat T401」に「gigabeat T802」と同じ新機能を無料で追加できるファームウェア(Ver.2.0)へのバージョンアップ・サービスも開始する。

<コメント>
国内メーカーの中では多彩なラインナップを誇るgigabeatシリーズだが、無線LAN機能も搭載し、パソコンを経由することなくネットのコンテンツを利用できるようになった。ただ、コンテンツは動画となってしまった。同様に無線LAN機能を搭載するiPod touchと比較すると、オーディオコンテンツの面では不足していると言える。

関連リンク:東芝の発表リリース

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