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ソニー、Bluetoothを搭載した「ウォークマンAシリーズ」新モデルを発表

ソニーは、約9.3mmの薄型ボディに、色再現性が高く高輝度な2.4型液晶を搭載し、Bluetooth機能を内蔵した“ウォークマン NW-A820シリーズ”2機種を2008年3月20日より発売すると発表した。

内蔵フラッシュメモリ容量は8GB(NW-A828)、16GB(NW-A829)の2機種。

対応音声圧縮方式は、MP3、WMA、AAC、HE-AAC、ATRAC、ATRAC Advanced Lossless、リニアPCM。著作権保護されたWMA、AACには対応しない。

音質面では高音域の再生帯域を補完する「DSEE(Digital Sound Enhancement Engine)」を搭載。ノイズキャンセリング機能も本体のスイッチで切り替えられるほか、「Heavy」「Pop」「Jazz」「Unique」の4パターンと、お好みで設定できるカスタムモードを2つ用意した5バンドイコライザを搭載する。

au携帯電話でダウンロードしたEZ「着うたフル」をパソコンやHDDコンポ“ネットジューク”に取り込み、“ウォークマン”に転送できるLISMO「オーディオ機器連携」に対応する。

2.4型のQVGA(320×240ドット)カラー液晶を搭載し、AVC(H.264/AVC) / MPEG-4の動画再生、JPEGの静止画再生に対応する。

自動読み仮名変換による50音順の読み仮名検索が可能になっているほか、アーティスト名/アルバム名/曲名を日本語の読みやアルファベットのイニシャルで探せる「イニシャルサーチ機能」 、聴きたい曲をCDのジャケット写真から探せる「ジャケットサーチ」といった検索機能を充実させている。

Bluetooth機能を内蔵しており、別売のBluetooth対応機器と“ウォークマン”をワイヤレスで接続することにより、音楽をよりスマートに楽しむことができる。また、AVRCP 1.3にも対応しており、カーステレオやスピーカーがAVRCP 1.3に対応していれば、“ウォークマン”で再生中の楽曲名などを表示することもできる。

パソコンを使わなくてもCDやMDなどのポータブルオーディオプレーヤーやコンポから、“ウォークマン”本体で音楽を直接録音できる、「ダイレクトエンコーディング機能」を搭載。別売のビデオレコーディングクレードル「VRC-NW10」を利用することで、ダイレクトに“ウォークマン”に録画することもできる。

パソコンとのインターフェイスはUSB2.0。電源は内蔵型リチウムイオン充電池。Bluetooth機能オフ時、音楽は約36時間、ビデオは約10時間、Bluetooth機能を使っても、音楽は約15時間、ビデオは約7時間の連続再生が可能。

外形寸法は、約 幅50.2 x 高さ93.6 x 奥行9.3 mm、約59g。

カラーバリエーションはブラック、ホワイト、ピンク の3色。ソニースタイル限定色『NW-A829/N』(16GB/ゴールド)も設定される。価格はいずれもオープン。

<コメント>
Bluetooth機能以外に従来モデルからの変更は音質面や使い勝手などの部分で堅実な改善を図っているように見られる。多機能モデルとしては十分な機能を持っているが、iPod touchのようなインターフェイスの斬新さには欠ける。また、長らく普及が進まなかったBluetoothだが、携帯電話も含めて急速に対応機種を増やしており、対応デバイスのバリエーションも合わせて進んでいる。

関連リンク:ソニーの発表リリース

Sony Style(ソニースタイル)

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