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2007年に出荷された携帯デジタルプレーヤーのほぼ半数が動画対応に

シード・プランニングは、2005年に急激に市場を拡大した携帯デジタルプレーヤーに関する市場動向調査を実施し、調査研究レポートにまとめたと発表した。

日本/世界ともに急拡大してきた携帯デジタルプレーヤー市場は、日本においては2007年に前年ダウンの620万台となった。一方で世界市場は2007年に1億台を突破している。

今後は携帯デジタルプレーヤー全体としては漸増傾向が継続し、2015年に日本は760万台、世界は1億4,400万台の市場となり、動画対応もでるは、2015年には500万台を超えると予測している。

携帯デジタルプレーヤーのシェアは日本/世界ともにAppleが市場の半分以上を占めている。日本市場ではソニーが3位以下を大きく引き離して30%近くのシェアを確保し、Appleとソニーで約80%を占める2強体制となっている。この状況は動画対応携帯デジタルプレーヤーのシェアでもほぼ変わらない。

2006年には日本の携帯デジタルプレーヤー出荷数の17%が動画対応だったが、2007年には48%に急増、ストレージ別ではHDD型では95%、メモリー型では39%が動画対応となっている。

日本市場においては2015年には出荷数の60%以上が動画対応機となり、500万台を超える一方、音楽再生に特化した製品の需要も根強く、全体の3分の1は動画非対応のままと予測している。

<コメント>
新製品情報を掲載するたびに、動画対応モデルが多くなっていることは誰しもが感じるところであるが、それを調査結果としてまとめたもの。ただ、市場予測に関しては、携帯電話の高機能化も考慮すれば、にわかに拡大傾向のままであるとは納得しがたい。

関連リンク:シード・プランニングの発表リリース

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