トップページ»インフラ情報»総務省、地域WiMAX無線局免許の申請状況を公開

総務省、地域WiMAX無線局免許の申請状況を公開

総務省は、2.5GHz帯の固定系地域バンドを利用したWiMAX無線局(地域WiMAX無線局)の免許申請状況を公表した。

2008年3月3日から同年4月7日までを公募期間として無線局免許の申請受付を行っていたもの。

41者の申請(全国62市町村)を受け付け、内訳は電気通信事業者1社とCATV事業者40社。

免許申請における提供サービスでは、5社がブロードバンド・ゼロ地域の解消としており、解消世帯数は合計で約3,000世帯。また、計画されているサービスでは防災・防犯サービスが35件、児童・高齢者見守りサービスが17件となっている。

今後、比較審査を行う案件については、次の有識者から構成する「地域WiMAX評価委員会」より、審査内容の適正性について意見を聴き、免許が交付される。

<コメント>
次世代モバイルデータ通信事業者は2007年末の審査によって決められたが、その余った周波数帯は固定系地域バンドとして各地域で利用されることとなった。予想通りに地域に根ざしたCATV事業者が多く申請することとなっているが、各事業者は免許交付後にはインフラ敷設の難しい地域や世帯へのサービス展開も無線インフラにより可能となるだろう。

関連リンク:総務省の発表リリース

【広告】

コメント&トラックバック

トラックバックURL:http://www.emd.gr.jp/2008/04/12/573/trackback/