DRMフリーの音楽配信「mf247」、サービス終了

に・よん・なな・みゅーじっく（247music）は、音楽配信サービス「music forecast 247（mF247）」を2008年8月31日で終了すると発表した。

mf247は、2005年12月よりサービスを開始した登録アーティストによるプロモーション目的の楽曲を中心に、著作権保護を施さないMP3で原則無料で配信する音楽配信サービス。アーティストが価格を設定し、有料で配信できる機能も用意。携帯電話向けのモバイル版なども展開していた。

2008年7月31日を持って、新規のアーティスト登録は終了、2008年8月31日にPC版と、ソフトバンク、au向けのサービスを、2008年9月30日をもってドコモ向けのサービスを終了する。

サービス終了発表に合わせ、主宰である丸山茂雄氏のコメントを公開。丸山氏は「インターネットと音楽もそれなりに安定した関係ができつつあり、最近の状況を見ればmF247は設立の使命は果たしたと考えていい」としている。

＜コメント＞
音楽配信におけるDRMの位置づけについて異論を唱えるものとして247musicは存在していたと考える。ただ、iTunes Storeを始めとして、DRMフリーの流れが大規模に出てきている状況では、その存在意義が薄れてしまうことも致し方ない。ただ、DRMがしっかりと施されている携帯電話向けの配信サービスがビジネスの主流になっていることも見逃してはならない。

関連リンク：mF247のMISSION COMPLETE!ページ