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米Intel、USB3.0に向けたホストコントローラインターフェイス仕様を公開

米Intelは、SuperSpeed USBとも呼ばれるUSB3.0アーキテクチャーをサポートするExtensible Host Controller Interface(xHCI)ドラフトのRev. 0.9を公開した。

この仕様はUSB 3.0向けのホストコントローラとソフトウェア・スタックとを接続する標準的な手順を定義するもの。

これにより、USB 3.0に対応したソフトウェア・スタックや周辺機器の開発が可能になり、メーカーの製品開発の促進や機器間の相互接続性の向上を実現する。

USB 3.0は、現在USB 3.0 Promoter Groupによって仕様の策定が進められている。今回のRev. 0.9はロイヤリティフリーで仕様が公開されるRAND-Zのライセンスモデルが適用されている。

今後の予定としては第4四半期にRev.0.95を公開する予定としている。

<コメント>
2009年から2010年に市場に登場するとされているUSB3.0。データ転送速度の向上のニーズを疑問視する向きもあるが、オーディオや動画などのデジタルコンテンツの大容量化は進んでおり、その高速転送にUSB2.0では追いつかなくなっているのも事実。ただ、携帯プレーヤーに搭載されるようになるには小型省電力のコントローラチップの開発が不可欠となる。

関連リンク:米Intelの発表リリース

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