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Apple、iPhone 3G付属のUSB 電源アダプタ交換プログラムを公表

アップルは、iPhone 3Gに付属のUSB電源アダプタ「Apple 超コンパクト USB電源アダプタ」について、プラグ部分(金属製の差し込み部分)が外れて電源コンセント内に残り、それによって感電の原因となる可能性があることを確認したと発表した。

超コンパクト USB 電源アダプタは、米国、日本、カナダ、メキシコ、中南米諸国で販売されたすべての iPhone 3G に付属、またオプションとして購入もできた。

交換は2008年10月10日より開始する予定。Apple Store直営店での交換、またWeb 上で申し込んだ場合は、2008年10月10日(金)以降、申し込み時より3週間以内に交換品が発送される。

それまで、超コンパクト電源アダプタのユーザーは、ただちに電源アダプタの使用を中止し、当面は、iPhone 3GをUSBケーブルでコンピュータに接続するか、または通常サイズのApple USB 電源アダプタ(プラグ部分が折り畳み式になっているもの)を使って充電するよう案内している。

また、交換品(新設計の超コンパクト電源アダプタ)には、底部に緑色の点が1つ付いており、判別できるようになっている。

<コメント>
電源系のトラブルは先日もiPod nanoの過熱事故が報告されたばかりで、Appleにとっては痛い失態が続いたことになる。こうしたトラブルが電源部分に多く発生する懸念があることは知られており、この部分のAppleの製造委託先への管理が緩いことは否定できないだろう。さらに、それがAppleの神髄である発表即発売という秘密主義のマーケティング手法に関連したものかどうかは自ら検証を迫られることになるだろう。

関連リンク:アップルの案内ページ

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