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SMK、オーディオ伝送用Bluetoothモジュールを開発

SMKは、「BluetoothオーディオモジュールBT505A」を開発し、受注活動を開始したと発表した。

Bluetooth SIGロゴ認証を取得しており、採用メーカーのロゴ取得のための認証に関わる初期費用が削減できるとしている。

Bluetooth Version2.0に対応し、Power ClassはClass2。A2DP(advanced audio distribution profile)とAVRCP(audio video remote control profile)の2つのプロファイルに対応、コーデックはSBC。SCMS-T方式の著作権保護にも対応する。

外形寸法は26mm×13mm×2.5mm。携帯電話やポータブルデジタルプレイヤーと接続して簡単に確認するための評価キットおよびサンプルを用意しており、2008年11月にサンプル出荷を開始、2009年2月に量産開始予定。

<コメント>
携帯電話やオーディオプレーヤーのBluetooth機能の搭載は多くなっており、ヘッドホンとのワイヤレス接続は進んでいる。ただし、Bluetoothの規格にあるプロファイルで採用されているSBCコーデックは、一般的な圧縮オーディオには十分ではあるが、そのビットレートは高いものではなく、CD音質には及ばない。利便性には品質への割り切りも必要だろうが、より品質を高める方向への努力も忘れないでほしい。

関連リンク:SMKの発表リリース

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