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KDDI、最大1Gbpsのひかりoneホーム「ギガ得プラン」を発表

KDDIは、光ファイバー回線のブロードバンドサービス「ひかりoneホーム」において、上り/下りともに最大1Gbpsの高速通信を実現するサービスを、2008年10月1日より新規受付および提供開始すると発表した。

「ひかりoneホーム」は、一戸建てもしくは小規模集合住宅向けにネット・電話・TVのトリプルプレイを提供するブロードバンドサービス。新たに提供する「ギガ得プラン」では、光アクセス区間(GE-PON区間)のユーザ最大帯域を従来の100Mbpsから1Gbpsに広帯域化し、無線LAN親機やUSBポートを搭載したギガホームゲートウェイを併せて利用することで、ユーザー宅内の回線終端装置(ONU)やホームゲートウェイまで、上り/下りとも最大1Gbpsのネット環境を提供する。

提供エリアは、関東エリア(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、茨城県、群馬県、山梨県の一部)と北海道エリア(札幌市、北広島市、江別市、石狩市の一部)。

初期費用は31,500円(税込)。2年間の継続利用を条件に、ネットの月額基本料5,460円(税込)、ネットと電話をセットして月額基本料5,985円(税込)。途中解約などの場合、契約解除料9,975円(税込)がかかる。

提携プロバイダは@nifty、@TCOM(アットティーコム)、ASAHIネット、au one net、BIGLOBE、DTI、So-net。

なお、従来の料金プランを利用しているユーザーの「ギガ得プラン」へ変更が可能となるのは、2009年5月(予定)からとなる。

<コメント>
1GbpsのFTTHサービスはすでにケイ・オプティコムが行っているが、今回のKDDIのサービスは月額基本料の面でこれを大きく下回り、自社の既存サービスをも下回るという革新的なもの。新規顧客を引きつける戦略なのだとは理解できるが、既存顧客の切替を次年度以降にしている点など軽視とも取られかねない内容には首をかしげざるを得ない。料金だけでも新しいサービスに合わせて下げるべきではないだろうか。

関連リンク:KDDIの発表リリース

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