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任天堂、新型ゲーム機に音楽再生機能を搭載

任天堂は、「ニンテンドーDS Lite」に続く携帯型ゲーム機「ニンテンドーDS」シリーズ第三弾として、「ニンテンドーDSi」を2008年11月1日に発売すると発表した。

新たに搭載された30万画素のカメラ機能とSDメモリーカードスロットを搭載。これらを利用する「ニンテンドーDSiカメラ」およびミュージックプレーヤーソフト「ニンテンドーDSiサウンド」を本体保存メモリに格納した。

また、任天堂が運営する「ニンテンドーDSiショップ」サイトを通じて無償提供される「ニンテンドーDSiブラウザー」を本体保存メモリにダウンロードすればWi-Fi通信環境下でインターネット閲覧が可能になる。さらに、インターネットを通して展開予定の「ニンテンドーDSiウェア」(ゲームソフトだけでなく電卓等の実用アプリケーションも予定)を有償ダウンロードすることで、本体機能の拡張も可能になる。

ニンテンドーDSiサウンドでは、AACフォーマットの音楽ファイルのみ再生可能となっている。タッチペンでファイルを検索、ボリュームや一時停止、AB間リピート再生の設定などもタッチスクリーンから行なえる。

また、再生速度やピッチを変える機能や、ラジオのような音質、カラオケのようなセンターボーカルキャンセル再生、エコーを付けた再生、さらにファミコンのような8bit時代のゲーム風の音に変化させて再生する機能も備えている。

カラーバリエーションはブラックとホワイト。

<コメント>
音楽再生機能が付いたといっても、SDカードに収められたAACファイルが再生できるのみ。そのAACファイルを作成する機能は本体に搭載されていないし、別途ソフトが用意されているわけでもない。DRMへの対応もないとなると、iTunesで購入したファイルが再生できるわけでもない。プレーヤーソフトが高機能なだけに、任天堂自らが楽曲を配信するサービスを検討しているのではないかと予測する。

関連リンク:任天堂の発表リリース

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