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パナソニックと三洋電機、資本・業務提携に関する協議開始を発表

パナソニックと三洋電機は、両社の取締役会における承認に基づき、資本・業務提携に関する協議を開始することについて合意したと発表した。

両社協業による効果として、エナジー事業領域において、パナソニックと三洋電機が共に二次電池市場の発展に貢献し続けるための補完的技術協力や三洋電機のソーラー事業拡販のためのパナソニックのグローバル販売網の提供を想定。

エレクトロニクス事業領域、エコロジー事業領域では、デバイス、デジタル、コマーシャル、白物家電のいずれの事業においても、数多くの製品群で、パナソニック、三洋電機、双方の商品ラインナップ拡充や販売網の相互活用が可能となる上に、両社の相互技術協力による製造コストや開発コストの削減が期待されるとしている。

両社は、早急に実行プロジェクトチームを立ち上げ、様々な選択肢を念頭に、パナソニックによる三洋電機の子会社化を前提とする資本・業務提携の成立に向けて精力的な協議を進め、2008年12月末を目途に進捗状況を公表する予定。但し、その前に一定の合意が成立した場合には、決定し次第速やかに公表するとしている。

<コメント>
先日より、報道が先行する形で話に上っていた合併・子会社化の件を両社が公式に認めたもの。両社ともオーディオプレーヤーを販売しているが、SDカード普及の急先鋒のパナソニックに対し、当初は意欲的だったもののボイスレコーダーをベースにしている三洋電機では、うまく棲み分けができているとも言えるが、統合しても存在感を示すほどのキープレーヤーにはなり得ないのも確か。それよりは、バッテリー分野の方がよほど影響力は強いだろう。

関連リンク:パナソニックの発表リリース

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