USEN、個人宅向けにフレッツ光回線上での音楽放送サービスを開始

USENは、NTT東日本の「フレッツ 光ネクスト」、「B フレッツ」およびNTT西日本の「フレッツ 光ネクスト」、「フレッツ・光プレミアム」、ならびに｢B フレッツ｣において、光回線を利用した個人宅向け音楽放送サービス「USEN on フレッツ」（ユウセン・オン・フレッツ）の提供を、2008年12 月1 日より開始すると発表した。

USEN on フレッツは、最新J-POPや洋楽はもちろんのこと、JAZZやCLASSICなど、多彩なジャンルの番組396chで合計300万曲に上る楽曲を24時間ノンストップで提供するサービス。

専用チューナーが提供され、オーディオ機器やスピーカーに接続して利用する。また、ダイレクトレコーディング機能を持つ携帯オーディオプレーヤーを接続して録音すれば音楽を持ち運ぶこともできる。

料金は月額利用料として3,990円、初期費用として3,150円。

提供に伴いインターネットサービスプロバイダーが必要となるが、サービス開始後当面の期間においては「GyaO 光」に限定されるほか、「B フレッツ」（NTT 西日本）の回線サービスの利用者は「フレッツ・v6 アプリ」の契約が必要となる。

＜コメント＞
これは単純に有線放送サービスのインフラをFTTHに置き換えたサービス。月額制や聴き放題、ストリーミングといった配信サービスを組み合わせると、どうしてもこうなる。すでにあるサービスの置き換えだから有料にした場合の諸問題の解決も容易と見られる。ただ、本来の音楽配信がここに収斂していくとは考えづらい。

関連リンク：USENの発表リリース（PDF）