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ヤマハ、ランニング/ウォーキング用音楽プレーヤー「BODiBEAT」を発表

ヤマハは、ランニング/ウォーキング用のデジタル音楽プレーヤーの新製品として、ヤマハ インタラクティブミュージックプレーヤー『BODiBEAT(ボディビート)』を、専用サイトを通じて2009年1月21日から販売開始すると発表した。

『BODiBEAT』は、フラッシュメモリー内蔵のデジタル音楽プレーヤーに、加速度センサー、有機ELディスプレイを搭載し、接続したイヤフォンを耳に、脈拍センサーを耳たぶに装着して音楽を聴きながら運動できる、ランニング/ウォーキング向けの音楽プレーヤー。アームバンドが付属し、本体は腕などに装着することができる。

搭載フラッシュメモリ容量は512MB。

対応音声圧縮方式はMP3(32~320kbps、可変ビットレート)、WMA(32~192kbps、可変ビットレート)、AAC(8~320kbps、可変ビットレート)、WAV。著作権保護の付いたWMA、AACには対応しない。

本体に取り込んだ曲から、自分が走る/歩くペースに合わせた曲が自動選曲され、再生する「フリーワークアウトモード」、あらかじめ初期設定した安静時心拍数や年齢に合わせて最も効果的な有酸素運動ができるペースの曲が自動選曲され、再生する「フィットネスモード」、アスリートのための専用のプログラムやオリジナルのプログラムで運動できる「トレーニングモード」、通常の音楽プレーヤーとして利用できる「ミュージックモード」を搭載する。

また、本体内蔵の音源とシーケンサーを利用して楽曲を生成する「BODiBEAT Mixer」機能を搭載し、本体内に運動するペースに合った曲が無い場合も約2,000フレーズの楽器演奏パターンと、約100ファイルのシーケンスパターンを備え、自動的に走る/歩くペースに合ったテンポの曲が再生される。

本体上には1.0インチ、128×64ドットの有機ELディスプレイを搭載、運動中の心拍数、距離、再生中の曲名、運動結果(エクササイズログ)などを表示する。

さらに、付属の専用ソフト「BODiBEAT Station」(Windows専用)は、パソコン内の音楽ファイルを取り込んで解析し、テンポや走りやすさといった情報を検出し表示する。運動データ管理機能も搭載し、『BODiBEAT』とパソコンを接続した際に、行った運動のデータ(運動距離/時間、運動ペース、消費カロリー、心拍数)を転送、その内容をグラフ化(週単位、月単位など)することなどが可能。

激しい運動時も頭にフィットするスライダー付きの「耳掛け式イヤフォン」や、ランニング中も操作しやすい“つまみ式”のボタンなど、運動時の使いやすさを追求したインターフェースを採用。また、脈拍センサーの装着時には本体のLEDが、激しい運動時には赤、効果的な有酸素運動時には緑、軽い運動時には青と心拍数に合わせて色を変えながら点滅。また、本体(IPコードIPX4相当)、イヤフォン(同IPX2相当)共に防滴仕様となっている。

パソコンとのインターフェイスはUSB2.0。充電もUSB経由で行う。

電源は内蔵リチウムイオン充電式電池。フル充電時間は約3時間、連続再生時間は約9時間。

外形寸法は75.7×38.0×20.1mm(縦×横×厚さ)。本体のみの重量は65g。イヤフォン/脈拍センサーは22g。

価格は29,800円。

<コメント>
DRM非対応のプレーヤーは通常取り上げないが、ターゲットを絞って特徴的な製品に仕上げていることから取り上げた。2008年にはエクシングがジョギング用音楽配信サービスを開始するなど、ジョガー向けに打ち出す製品やサービス展開が相次いでいる。アメリカでは携帯プレーヤーの登場当初からフィットネス向けの需要が見られたが、ようやく日本でもそうした素地が出来てきたと言えるだろう。

関連リンク:ヤマハの発表リリース

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【走り方に合った曲を聴ける】音楽プレイヤー「BODiBEAT」(ボディビート)

ジョギングしているときに音楽を聴く方へ:走るテンポに合った曲を自動再生/自動生成してくれる。

2009/4/11 土曜日 21:38:59 posted by ぱふぅ家のサイバー小物