iriver、HDD搭載マルチメディアプレーヤー「P20」を発表

iriver japanは、動画・音楽・画像も楽しめる、大容量HDD搭載の携帯マルチメディアプレーヤー「P20」を、2009年2月27日より販売すると発表した。

内蔵HDD容量は80GB。

対応音声圧縮規格はMP3（MPEG1/2/2.5Layer3）、WMA（9.2, 10）、OGG、APE、FLAC、WAV（WinPCM）、AC3。

EXPAMEDIA 社のQBS音場効果を採用し、自然でダイナミックなサウンドを再現する。

タッチスクリーン式4.1 型1,670 万色AMOLEDディスプレイを搭載。OLED MAX画質改善チップを追加搭載し、画質向上を図っている。

対応動画圧縮規格は、MPEG1,2、XviD、MPEG4 SP/ASP、WMV7，8，9。さらにdoc、xls、ppt、pdf、html、htm、txt、mhtml 形式のファイルにも対応し、パソコンからデータを入れれば、P20 のディスプレイでデータの確認が可能となっている。

内蔵HDDにはFFS（FREE FALL SENSOR）機能を搭載し、ハードディスクが落下や強い衝撃を受けた際、これを感知してその衝撃が内部に達する前に、ドライブのヘッドを退避させて、データを守る。

さらに電子辞書（韓国版国語辞典）/中韓電子字典（漢字辞書）/住所録/スケジュール管理/メモ帳（ノートパッド）機能、ゲームも搭載する。

FMチューナを内蔵し、WMA形式（128～192kbps）での録音も可能。ボイスレコーディングにも対応する。

操作はディスプレイはタッチパネルまたは本体右側のホイールで行なう。スタイラスペンも付属する。

パソコンとのインターフェイスはUSB2.0。電源はリチウムポリマー充電池を内蔵し、連続再生時間は動画が約9時間、音楽が約12時間（MP3/128kbps）。

外形寸法は79.7×130×20.5mm（縦×横×厚さ）、バッテリを含む重量は約300g。

なお、限定輸入版のためメニューは英語、韓国語のみとなっている。またデータ表示も日本語が正しく表示されない場合がある。

＜コメント＞
携帯プレーヤーの記憶媒体がフラッシュメモリ主流となって久しく、HDD搭載モデルは久し振り。それだけに日本語対応含め、本格投入とは言えない試験販売のような形にとどまっているのは残念なところ。

関連リンク：iriver japanの発表リリース