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JCN、下り最大160Mbpsの超高速インターネットサービスを開始

ジャパンケーブルネット(JCN)は、ケーブルテレビの既存の光ハイブリッドネットワークを活用し、インターネット通信の最新規格であるDOCSIS3.0による超高速インターネットサービス「スピードスター160」コースの提供を、2009年3月より開始すると発表した。

「スピードスター160」コースの特徴は、チャンネルボンディング機能により通信速度を高速化できる点。これまでのJCNインターネットに利用する周波数は1帯域だったが、複数帯域をまとめて利用できるようにする。

「スピードスター160」コースでは、下り方向は4帯域をまとめて利用することにより、最大160Mbpsのベストエフォートインターネットアクセスを実現。また、上り方向で2帯域をまとめて利用する新技術も2009年4月より追加導入する予定。

利用料はケーブルモデム利用料を含み月額5,800円。

JCNコアラ葛飾一部エリア(松戸市)でサービスを開始し、順次JCNグループケーブルテレビ局で展開していく予定。

<コメント>
下り最大160MbpsのCATVインターネットサービスはすでにいくつも発表されているが、上り方向も高速化を図っている点が目新しい。ADSLが純減となり、FTTHへの移行が進む中、CATVは地道に数を増やしている。この高速化技術は、その流れを後押しするものと期待される。

関連リンク:ジャパンケーブルネットの発表リリース

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