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アップル、読み上げ機能搭載のiPod shuffleを発表
アップルは、世界最小のミュージックプレーヤーとなるiPod shuffle(アイポッドシャッフル)を発表、2009年3月11日より発売開始した。
搭載フラッシュメモリ容量は4GB。
対応音声圧縮形式は、AAC(16320 Kbps)、保護されたAAC(iTunes Storeから購入)、MP3(16320 Kbps)、MP3 VBR、Audible(フォーマット 2, 3, 4)、Apple Lossless、WAV、AIFF。
本体には「電源OFF」、「曲順通り再生」、「シャッフル」を切り替えるスイッチと、ヘッドフォン出力を備える。再生、一時停止、ボリューム調整、プレイリストの切り替えなどの操作は付属のイヤフォンコードに付いているコントロールから行う。
曲のタイトル、アーティスト名そしてプレイリスト名を読み上げることができるVoiceOver(ボイスオーバー)機能を搭載する。VoiceOver用の音声は、英語、日本語、チェコ語、オランダ語、フランス語、ドイツ語、ギリシャ語、イタリア語、中国語(北京語)、ポーランド語、ポルトガル語、スペイン語、スウェーデン語、トルコ語の合計14言語に対応する。言語は接続したiTunesから設定する。
パソコンとのインターフェイスはUSB2.0。Mac OS X v10.4.11以降、Windows Vista、Windows XP HomeまたはProfessional (Service Pack 3以降)に対応する。
電源はリチウムポリマー充電池。連続再生時間は最大10時間(バッテリー完全充電時)。充電はUSB経由または別売り電源アダプタで行い、2時間でバッテリー容量の80%、3時間で完全充電となる。
外形寸法は45.2×17×7.8mm(縦×横×厚さ/クリップ含む)、重量は10.7g。
カラーバリエーションはシルバーとブラックの2色。
<コメント>
ディスプレイのない小さい筐体に少ない楽曲を放り込んでシャッフルで出てくる楽曲の意外性を楽しむコンセプトのiPod shuffleも、4GBという決して少なくない容量を持つに至り、楽曲情報についてのインターフェイスを搭載せざるを得なくなったものとみられる。そのインターフェイスに音声読み上げという手法を採ったところがアップルらしさと言えるだろう。今後しばらくは読み上げる内容の正確性や正確を期すための手間についての論評が見られることだろう。
関連リンク:アップルの発表リリース
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