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クリプトン、24bit/96kHzの高音質クラシック音楽配信サービスを開始

クリプトンは、日本では初めてとなる国内および海外を対象としたDRMフリーの高音質ミュージック(High Quality Music:HQM)・データ配信サービスを2009年6月29日10時より開始すると発表した。

専用WebサイトとしてKRIPTON HQM STORE(http://www.HQM-STORE.com/)を開設し、ウィーンを中心に活躍するレコーディング・プロデューサー井阪 紘氏が創立したカメラータ・トウキョウが提供するコンテンツを24bit/96kHzの高音質ミュージック・データで配信する。

配信する音声圧縮方式は、フリーの可逆圧縮方式であるFLAC(Free Lossless Audio Codec)フォーマットを採用。

DRMフリーのため、ダウンロード用のパソコンに制約されることなく他の高音質機器(英国のLinn社製専用プレーヤーなど)で自由に再生できるとしている。

2009年末までに20タイトル程度のリリース予定で、価格は1タイトル3,000円程度になる見通し。

<コメント>
高音質配信サービスはいくつかあるが、DRMフリーにしたこと、コーデックにFLACを使っている点が目新しい。音楽配信サービスも携帯電話向けにはひとつの大きな流れになって来つつあるが、パソコン向けにもこうした携帯プレーヤーを対象としない高音質を謳ったサービスが小規模でも今後ひとつの流れとなっていくのではないだろうか。

関連リンク:クリプトンの案内ページ

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