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「SonicStage ジャケット写真/関連情報の検索サービス」終了

ソニーは、音楽管理・転送ソフトウェア“SonicStage”にて、ジャケット写真/関連情報の検索サービスを、2009年8月11日をもって終了すると発表した。

対象となるのは、“SonicStage V” version 5.0/5.1/5.2、“SonicStage CP” version 4.0/4.1/4.2/4.3/4.4、“SonicStage” version 3.3/3.4。

これにより、音楽CDをパソコンのCDドライブに挿入した際などに、インターネットを利用(経由)したジャケット写真/関連情報の取得ができなくなる。

なお、本サービス終了後も、従来どおりマニュアル操作によって画像をジャケット写真として登録することは可能として、操作方法を案内している。

<コメント>
ジャケット写真は、CDパッケージをアーティストの作品として成立させている重要な要素であるが、一曲ずつ購入できる音楽配信サービスが主流になれば、その位置付けも変わってくるものではあるだろう。ただし、今回のサービス終了はそうしたトレンドを反映させたものというよりもジャケット写真の権利絡みのような印象を受ける。だとすれば、権利に関わるコストを負担できなくなったという判断はソニーのSonicStageに対する姿勢として疑問が残る。

関連リンク:ソニーの発表リリース

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