RIAJ、有料音楽配信の2009年第2四半期売上実績を公表

日本レコード協会（RIAJ）は、加盟全社の集計による2009年第2四半期（4-6月）および2009年上半期（1-6月）の有料音楽配信売上実績を公表した。

2009年第2四半期は、数量で前年同期比97％の1億1,545万ダウンロード、金額で前年同期比98%の221億4,900万円。

内訳では、インターネットダウンロードが、数量で前年同期比110%の1,138万回、金額で前年比108%の24億1,100万円、モバイルダウンロードが、数量で前年同期比96%の1億406万回、前年比98%の193億3,800円、サブスクリプション等その他が、金額で4億。

この結果、2009年上半期の累計では、数量で前年比97%の2億3,373万ダウンロード、金額で前年比99%の446億1,500万円。

＜コメント＞
割合の大きいモバイルのダウンロード数と金額が前年同期比でマイナスとなっていることで、主にパソコンを対象とするインターネットダウンロードの伸びを吸収し、音楽配信全体としてマイナスとなっている。この傾向はしばらく変わっておらず、今後も大きく変わる要素は考えられない。この傾向を踏まえたビジネスモデルや製品開発が求められるだろう。

関連リンク：日本レコード協会の発表リリース