消費者庁、iTunes株式会社への照会文書を公開

消費者庁は、音楽情報サイト利用料金の請求に関するトラブルが増えている件について、iTunes株式会社に対して照会文書を発出したことを公表した。

照会事項としては、トラブルの事例をどれだけ把握しているか、トラブルの原因は何か、原因不明の場合の追究の方針について、顧客の個人情報保護に当たっての施策、トラブルに対しての顧客対応の実状などとなっている。

＜コメント＞
先日の消費者への注意喚起は事業者名を特定したものではなかったが、今回はiTunes Storeを名指しして照会の経過を公表したことになる。照会事項も問題がどこにあるのかを整理したものとなっており、的確で分かりやすい。現時点ではiTunes Storeのトラブル時の顧客対応についての不満も多くなっていることが分かる。

関連リンク：消費者庁の発表リリース（PDF）