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ウィルコム、会社更生手続きに伴いソフトバンクとスポンサー契約

ウィルコムは、ソフトバンクと、事業運営および更生計画の遂行に必要な支援を行うスポンサー契約を締結したと発表した。

ソフトバンクは、ウィルコムの再生支援についてXGP事業の譲受とPHS事業におけるコスト削減に対する協力について合意していたが、管財人からPHS事業を直接支援して欲しいとの強い要請を受け、要請を受諾したもの。

このスポンサー契約では、ソフトバンクがウィルコムに対し事業家管財人を派遣すること、ならびにウィルコムの事業運営および更生計画(更生債権および更生担保権に対する支払総額410億円(6年間の均等分割)予定)の遂行に必要な支援を行うことを合意しているとしている。

<コメント>
ウィルコムの会社更生手続の時点でも、ソフトバンクが大きな役割を担うという観測はあったが、再生支援の基本合意書では限定的なものに留まっていた。今回の発表で、当初の観測通り、ソフトバンクが少なくとも通信事業において中心的な役割を担うことが明確になったと言える。

関連リンク:ソフトバンクの発表リリース

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