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イー・モバイル、下り42Mbpsのモバイル通信サービスを発表

イー・モバイルは、データ通信サービス「EMモバイルブロードバンド」に国際標準規格のDC-HSDPAを導入し、下り最大42Mbpsまで高速化したデータ通信サービスを2010年11月19日より提供開始すると発表した。

対応する第1弾製品として、下り最大42Mbpsデータ通信サービスに対応したUSB接続型データ通信端末「D41HW」(Huawei製)を同日より発売する。

下り最大42Mbps対応の通信サービスは、関東、東海、関西、北海道、九州の一部の主要都市から提供を開始し、2011年3月末までに人口カバー率で約40~50%のエリアでの提供を目指すとしている。

また、今回の最高速データ通信サービスの提供にあわせ、新ブランド「EMOBILE G4」を展開する。

<コメント>
すでにNTTドコモが2010年末にはLTEを開始することが決定しており、各携帯電話事業者も導入を準備しているため、それまでの過渡期に提供する高速モバイル通信サービスが求められている。DC-HSDPAは、既存のHSDPAを2つまとめたもので導入への投資も小さいことがイー・モバイルのメリットと言える。ただ、新ブランドに第四世代携帯規格を表す「4G」と紛らわしい名称を付けるのはあざとい印象も受ける。

関連リンク:イー・モバイルの発表リリース

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