ケンウッド、Bluetooth搭載の“Media Keg” 「MG-G608」を発表

ケンウッドは、Bluetooth送信機能と高音質再生を強化した、デジタルメモリーオーディオプレーヤー“Media Keg”「MG-G608」を2011年6月上旬より発売すると発表した。

内蔵フラッシュメモリ容量は8GB。SDHC対応のmicroSDカードスロットを搭載し、最大16GBまでのメモリの増設が可能。

対応音声圧縮方式は、MP3（32kbps～320kbps（CBR/VBR））、WMA（32kbps～320kbps（CBR）、32～355kbps（VBR））、AAC（32kbps～320kbps（CBR/VBR））、WAV（サンプリングレート22.05/32/44.1/48kHz、8/16bit）。WMAはDRM9にも対応する。

ポータブル機器で必要な「低消費電力」と「高音質再生」を両立した新しいClass-W方式デジタルヘッドホンアンプを搭載。内部で負電源を生成し、ヘッドホンアンプの電力段を±電源でドライブし、変換効率を向上。同時に、今まで必要だったDCカットコンデンサーを不要とすることで、超低域の歪みを改善し、低域から高域まで優れた周波数特性を実現している。出力は7.0mW×2ch（16Ω）。

Bluetooth送信機能は、Bluetooth Ver.2.0 + EDR規格に準拠し、約10mの通信が可能。対応プロファイルはA2DP、AVRCP。Bluetooth対応スピーカーや対応カーナビなどにワイヤレスで再生音を送信できる。

音楽ジャンルに合わせた7種類（NORMAL/BASS/POPS/ROCK/JAZZ/DANCE/VOICE）のサウンドモード、3つのカスタムモードも搭載する。

2.0インチカラーTFTディスプレイを搭載し、JPEG、BMPの画像ファイルの表示が可能。

パソコンとのインターフェイスはUSB1.1/2.0。USBストレージクラスに対応し、Windowsのエクスプローラでドラッグ&ドロップでの楽曲ファイル転送が可能。Windows Media Playerでの転送にも対応している。対応OSはWindows 7/XP/Vista。音楽ファイルの転送や管理が簡単にできる専用ソフト「BeatJam」も付属する。

電源は内蔵リチウムイオンポリマー充電池。連続再生時間はMP3（128kbps）再生時で約19時間、充電はUSB経由で約1.5時間。

外形寸法は46.5×98.5 ×13.5mm（幅×高さ×奥行き）、約55g。

カラーバリエーションは、ブラック、ホワイト、ピンクの3色。価格はいずれもオープン。

＜コメント＞
筐体も厚み以外は共通で仕様上の差異はほとんどなく、2011年の1月に発表された「MG-Gシリーズ」にBluetoothモデルが追加された格好。

関連リンク：ケンウッドの発表リリース

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