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ソニー、Bluetoothを搭載したウォークマンSシリーズを発表

ソニーは、Bluetoothを搭載した“ウォークマン”『NW-S760シリーズ』『NW-S760Kシリーズ』『NW-S760BTシリーズ』計6機種を2011年10月8日より順次発売すると発表した。

内蔵フラッシュメモリ容量は、8GB、16GB(NW-S760/S760Kシリーズのみ)、32GB(NW-S750シリーズのみ)。

対応音声圧縮方式は、MP3、WMA、AAC、HE-AAC、ATRAC、ATRAC Advanced Lossless、リニアPCM。著作権保護されたWMA、AACファイルは再生できない。

「Heavy」「Pop」「Jazz」「Unique」の4パターンと、お好みで設定できるカスタムモードを2つ備えた5バンドイコライザを搭載、高音域の再生帯域を補完する「DSEE」(Digital Sound Enhancement Engine) 、本来のステレオサウンドをヘッドホンへ届ける「クリアステレオ」、引き締まった力強い低音を実現する「クリアベース」を搭載する。

全機種に、周囲の騒音を約98.0%除去し、「電車・バス」「航空機」「室内」モードの中から環境に応じて選択可能な「デジタルノイズキャンセリング機能」を搭載している。

再生音を3Dプロセッサーで変換し、実在しない音源があたかもそこにあるかのような、「スタジオ」「ライブ」「クラブ」「アリーナ」「マトリックス」「カラオケ」の6つのモードのサラウンド音場を実現するバーチャルホンテクノロジー(VPT)も搭載する。

音声ファイルの再生スピードを、0.5倍速~2.0倍速の9段階から選択することができる「再生スピードコントロール」、音声ファイルの聞きたい部分(A-B間)を任意で指定すれば、その部分だけを繰り返し再生することができる「A-Bリピート」など便利な語学学習機能も搭載する。

さらに音楽の進行に合わせて歌詞を自動的にスクロール表示する歌詞表示機能「歌詞ピタ」を搭載。効果を「強」「弱」2段階で選択可能な「ボーカルキャンセル」、音楽の再生スピードを変えることなく、音楽のキー(音階)を高低それぞれ6段階まで調節することができる「キーコントロール」からなる「カラオケモード」も搭載する。

転送した音楽を10種類のチャンネルに自動的に分類し気分や雰囲気、時間帯に合わせた音楽をシャッフル再生する「おまかせチャンネル」機能、レーベルゲートが提供する人気ランキングやおすすめの試聴曲を手軽に楽しめる新サービス「ちょい聴きmora」を楽しめる機能も搭載する。

2.0型のQVGA(320×240ドット)TFTカラー液晶を搭載。対応する動画圧縮方式はAVC(H.264/AVC)、MPEG-4、WMV(Windows Media Video9)。著作権保護されたWMVファイルは再生できない。静止画のJPEG画像も表示できる。

全モデルでBluetoothに対応、プロファイルはOPP/A2DP/AVRCPをサポートする。ファイル送受信機能を使えば、携帯電話やスマートフォンと撮影した写真をワイヤレスでやりとりすることができる。

PCアプリケーション「x-アプリ」からの音楽転送に加えて、ドラッグ&ドロップ方式による転送も可能。音楽管理・再生ソフトウェア「iTunes」のミュージックライブラリー画面から、曲名を選んで音楽ファイルをドラッグ&ドロップ転送することも可能。

パソコンとのインターフェイスはHi-Speed USBとWM-PORT(22ピン)。FMチューナーを搭載するほか、ホームメニューに「ポッドキャスト」を用意し、音声ならびにビデオのポッドキャストに対応する。

NW-S760Kシリーズには本体と統一したデザインの専用クレードル型スピーカーが、NW-S760BTシリーズには本体カラーにマッチするBlutoothヘッドホンと有線接続のノイズキャンセリングヘッドホンが付属する。

電源は内蔵型リチウムイオン充電池。充電方法は、WM-PORT経由のUSB充電。電池持続時間は音楽再生で約50時間動画再生で約10時間。充電時間は約3 時間、約1.5 時間で80%充電となる。

外形寸法は約44.3×97.5×8.4mm(幅×高さ×厚さ)。重量は約57g。

カラーバリエーションはブルー、ビビッドピンク、ホワイト、ブラックの4色。NW-S760シリーズ、NW-S760Kシリーズにはさらにグリーン、バイオレット、ゴールド、ライトピンクも加わり計8色となる。価格はいずれもオープン。

ソニースタイルではNW-S760シリーズ、NW-S760Kシリーズの限定色としてアンティークローズゴールド(メモリ8GB)モデルも用意される。

<コメント>
今回のソニーのラインナップでは、最も低いランクの普及価格帯との位置づけだが、全モデルにBluetoothを搭載し、ワイヤレスという分かりやすい機能を前面に打ち出す戦略に出ている。正直、Bluetoothでワイヤレスの使い勝手をアピールするのは遅すぎる印象もあるが、ターゲットとしている若年齢層にはちょうどよいタイミングなのだろうか。

関連リンク:ソニーの発表リリース

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