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ソニー、Android搭載のウォークマンZシリーズを発表

ソニーは、OSにAndroidを採用した『NW-Z1000シリーズ』、3機種を2011年12月10日より発売すると発表した。

内蔵フラッシュメモリ容量は、16GB(NW-Z1050)、32GB(NW-Z1060)、64GB(NW-Z1070)。

対応音声圧縮方式は、MP3、WMA、AAC、HE-AAC、ATRAC、ATRAC Advanced Lossless、リニアPCM。著作権保護されたWMA、AACファイルは再生できない。

音声信号をフルデジタル処理するアンプ“S-Master”をモバイル向けにさらに進化させた“S-Master MX”を搭載。音の歪み、音質劣化、変換時に生じるノイズのレベルを最小に抑制し、従来の“S-Master”搭載モデルと比較し、小音量で再生する際のノイズレベルを約4dB改善した。加えて、新たにパルスハイトボリュームを採用することで、小音量でも高い解像度を維持し、繊細な音まで原音を忠実に再生する。

周囲の騒音を約98.0%除去するデジタルノイズキャンセリング機能を搭載。「Heavy」「Pop」「Jazz」「Unique」の4パターンと、お好みで設定できるカスタムモードを2つ備えた5バンドイコライザを搭載、高音域の再生帯域を補完する「DSEE」(Digital Sound Enhancement Engine) 、本来のステレオサウンドをヘッドホンへ届ける「クリアステレオ」、引き締まった力強い低音を実現する「クリアベース」を搭載する。

再生音を3Dプロセッサーで変換し、実在しない音源があたかもそこにあるかのような、「スタジオ」「ライブ」「クラブ」「アリーナ」「マトリックス」「カラオケ」の6つのモードのサラウンド音場を実現するバーチャルホンテクノロジー(VPT)も搭載する。

「カバーアートビュー」、「ライブラリ」、転送した音楽を10種類のチャンネルに自動的に分類し気分や雰囲気、時間帯に合わせた音楽をシャッフル再生する「おまかせチャンネル」の3種類の選曲モードによる直感的な操作による選曲が可能になるアプリケーション「W.ミュージック」を用意する。

さらに音楽の進行に合わせて歌詞を自動的にスクロール表示する歌詞表示機能「歌詞ピタ」を搭載。レーベルゲートが提供する人気ランキングやおすすめの試聴曲を手軽に楽しめる新サービス「ちょい聴きmora」を楽しめる機能も搭載する。

4.3型のワイドTFTタッチパネルディスプレイ(800×400ドット)を搭載。対応する動画圧縮方式はAVC(H.264/AVC)、MPEG-4、WMV(Windows Media Video9)。著作権保護されたWMVファイルは再生できない。静止画のJPEG画像も表示できる。

全モデルでBluetoothに対応、プロファイルはOPP/A2DP/AVRCPをサポートする。無線LANはIEEE 802.11b/g/nに対応、WEP/WPA/WPA2の暗号化に対応する。

DLNAにも対応しており、DLNA対応機器と接続し、保存されたコンテンツを接続されたDLNA対応機器のアイコンにドラッグ・アンド・ドロップ操作するだけで、DLNA対応機器上でコンテンツが再生することができる。

PCアプリケーション「x-アプリ」からの音楽転送に加えて、ドラッグ&ドロップ方式による転送も可能。音楽管理・再生ソフトウェア「iTunes」のミュージックライブラリー画面から、曲名を選んで音楽ファイルをドラッグ&ドロップ転送することも可能。

おでかけ転送にも対応しており、ソニー製ブルーレイディスクレコーダーや液晶テレビ〈ブラビア〉で録画した番組を本体に転送することができる。

Android マーケットに対応しており、音楽を始めとした多岐に渡るアプリケーションを利用することができる。ホーム画面上の“Select App”ショートカットを通じて、おすすめのアプリケーションを紹介する専用Webサイトにアクセスすることもできる。

パソコンとのインターフェイスはHi-Speed USBとWM-PORT(22ピン)。FMチューナー、GPS、加速度センサー、内蔵スピーカーも搭載する。

HDMI出力端子も搭載し、本体に保存した動画や静止画、YouTubeやウェブブラウザ、Androidマーケットでダウンロードしたゲームなどを、ハイビジョンテレビの大画面に表示して楽しむことができる。

電源は内蔵型リチウムイオン充電池。電池持続時間は音楽再生で約20時間、動画再生で約5時間。

最大外形寸法は約70.5×134.2×11.1mm(幅×高さ×厚さ)。重量は約156g。

カラーバリエーションはブラック、レッドの2色。価格はいずれもオープン。

ソニースタイルでは限定色としてホワイト(メモリ64GB)モデルも用意される。

<コメント>
アップルのiPod touchがiPhoneと共通のiOSを搭載することで多くのアプリやゲームのプラットフォームとなっていることに対抗したものと言える。さすがに独自のOSとはせず、Androidを採用することで多様なアプリを期待している。あとは高音質をいかにアピールできるかだろう。

関連リンク:ソニーの発表リリース

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