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KDDI、ライブドアの公衆無線LAN事業を譲受

KDDIとライブドアは、ライブドアの公衆無線LAN事業をKDDIが譲り受けることについて、2011年10月7日に事業譲渡契約を締結したと発表した。これにより、これまでライブドアにて運営されたWi-Fiエリアとその事業は、 KDDIグループへ2011年12月1日に譲渡される予定。

ライブドアは現在、山手線圏内の電柱のほか、大学、カフェ、飲食店、商業施設など約2,300ヶ所以上のWi-Fiエリアを展開している。

今後もKDDIグループとして「au Wi-Fi SPOT」の更なる拡充を図り、auのユーザーに、より高速で快適なスマートフォンライフを提供するとしている。

なお、現在ライブドアが提供している公衆無線LANサービス「livedoor Wireless」については、引続きライブドアよりユーザーへ提供される。

<コメント>
スマートフォンは扱うデータ量の多さから、携帯回線の逼迫が課題になっており、ユーザーへ携帯回線の利用から無線LANなど他の経路の利用を促す動きが求められている。iPhoneによりいち早くスマートフォンユーザーが増え、もとより携帯回線が貧弱なソフトバンクは他社に先駆けてWi-Fiエリアを拡充している。今回の発表はこうした情勢から巻き返しを図りたいKDDIの戦略と見られる。

関連リンク:KDDIの発表リリース

 

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